危険なクラゲ

ハブクラゲ対策!生態と刺された時の症状や治療法について

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沖縄と言えば海ですよね。

きれいな海でマリンスポーツを楽しむ方も多いと思います。

しかし、沖縄近海には毒を持つ生き物がたくさんいます。

その中でも特に危険で有名なのはハブクラゲです。

このハブクラゲ、とても強い毒を持っているうえに、沖縄における海洋生物での被害件数がダントツの1位なのです。

一体ハブクラゲとはどのような生き物で、刺された時はどのような症状が出るのでしょうか。

今回は、ハブクラゲの生態と対策、刺された時の症状や治療法についてご紹介させていただきます。

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ハブクラゲの生態

ハブクラゲ

ハブクラゲ 出典:flickr

まずはハブクラゲの生態についてご説明します。

ハブクラゲはネッタイアンドンクラゲ科ハブクラゲ属に属するクラゲで、沖縄県や奄美の海域に生息しています。

 

傘は立方形をしており成体になるとその直径は10~13cmほどになります。

そして、傘の4角にある4本の腕にはそれぞれ7本のひも状の触手が付いていて、伸びると1.5m以上の長さになります。

触手には刺胞と呼ばれる毒針入りのカプセルがあり、触れるとカプセルが破けて毒針が飛び出すしくみになっています。

これは、餌とする小魚等がこの触手に触れて麻痺したところを捕食するためです。

 

ハブクラゲは青みのある透明な体をしているため、水中眼鏡をかけていてもよほど注意深くみていない限り、存在に気づかないことが多いです。

また、クラゲは一般的に泳ぎが苦手ですが、ハブクラゲは非常に泳ぎがうまく水中ではあっという間に近づいてきますので注意が必要です。

沖縄での被害が多発しているのはこのような特徴があるためなのです。

 

ハブクラゲの発生時期は5月から10月にかけてで、刺される被害が多いのは海水浴客の多い7月、8月です。

この2カ月間だけで150件近くの被害が報告されています。

 

そして、被害者が重症化している件数もハブクラゲが一番多く、そのほとんどは10歳未満の子供です。

子どもは大人に比べて体力も劣るので、どうしても重症化してしまうことが多いのです。

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ハブクラゲに刺された時の症状

さて、それではもしハブクラゲに刺されてしまった場合、どのような症状が出るのでしょうか。

まず、刺されると瞬時に激痛を感じ、刺された箇所はミミズ腫れになります。

6時間ほど経つとミミズ腫れから水疱に変わり、12時間後には細胞壊死が生じます。

 

刺された後の痛みなどの症状は、ひどい場合には1週間程度続くことがあるようです。

そしてミミズ腫れは茶色や黒の痕が残り、適切な処置をしないと一生消えない傷になる可能性もあります。

市販のアットノンなどのシミ消しクリームでも対処できますが、いつまでも消えずに心配という方は、皮膚科を受診し医師に相談すると良いでしょう。

 

重症の場合はショック症状を起こし、呼吸困や意識障害、心肺停止に陥ることもあります。

実際に死亡例が過去3件あり、いずれも被害者は子どもです。

ハブクラゲは浅瀬にも入ってくることがあるので、子どもを海で泳がせる場合には大人は決して目を離さないようにしましょう。

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刺されてしまった場合の対処法

ハブクラゲ

ハブクラゲ 出典:http://opencage.info

刺されてしまった場合の対処法についてですが、

1、まず、刺されたら速やかに陸に上がりましょう。

 

2、食酢を刺された箇所にたっぷりとかけてから、巻き付いた触手を取り除いてください。

食酢にはハブクラゲの刺胞の発射を抑制するはたらきがあるのです。

食酢がない場合は海水で触手を洗い落としましょう。

ここで注意していただきたいのは、触手を取り除く際に決して砂や真水(水道水)でこすり落とさないでください。

砂でこすると、刺胞を刺激し毒針が発射され傷が広がってしまいます。

また、真水だと浸透圧の関係で毒が体内に回る可能性があるので危険です。

必ず食酢か海水で行いましょう。

 

また食酢は、カツオノエボシやウンバチイソギンチャクの刺胞に対しては、逆に発射を促進させてしまうので気を付けなくてはなりません。

ちなみに、カツオノエボシは10cm程の小さなクラゲで、ハブクラゲよりも鮮やかな青色をしています。

刺された相手が何なのかわからない時は、海水で洗い落とすようにしましょう。

 

3、食酢をかけ触手が取り除けたらできるだけ早く病院(皮膚科)へ行ってください。

痛みが強い場合は、氷や冷水で冷やして安静にしましょう。

もしも、ショック症状を起こしている時はすみやかに救急車を呼んでください。

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刺されないための対策

ハブクラゲの毒は非常に毒性が強く、ハブの数倍もの強さと言われています。

刺されてつらい思いをしないためにも、沖縄の海で泳ぐ際にはハブクラゲに刺されないための対策をとりましょう。

 

沖縄近海の海水浴場には、ハブクラゲ侵入防止ネットが設置されているところが多いので、ネットがある海水浴場内で泳ぐようにしましょう。

ちなみに、台風の後などは、ネット内にも侵入していることがあるので注意しましょう。

防止ネットが設置されていない海水浴場もありますので、特にお子様連れのかたは、防止ネットがある場所を事前に確認しておくことをおすすめします。

 

また、ハブクラゲ侵入防止ネットがある海水浴場で遊ぶ時も、ネットには近づかないようにしましょう。

ネットにハブクラゲやちぎれた触手が絡みついている可能性もあります。

 

服装としては、ウエットスーツやラッシュガード、長ズボンなどを着用することにより、被害を最小限にできます。

できるだけ肌の露出を少なくして泳ぐようにしましょう。

 

まとめ

ハブクラゲは強力な毒を持つクラゲで、毎年多くの被害が報告されています。

ハブクラゲに刺されたら、食酢か海水をかけてから触手を取り除くようにしましょう。

沖縄のライフセイバーがいるような海水浴場には、食酢が常備してることが多いです。

しかし、絶対とは言えませんので海にいく場合には念のため食酢を持参することをお勧めします。

海水浴場の近くであれば、コンビニでも食酢が買えるはずです。

 

海で泳ぐと開放感などから遊びに夢中になり、危険に対しての意識が薄れてしまいがちです。

せっかくの楽しいレジャーが嫌な思い出にならないためにも、いかに事前に確認をしておくかが大切なのです。

しっかりと身を守る準備をし、きれいな沖縄の海を満喫しましょう。

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