危険なハチ

スズメバチの巣は自分で駆除できる?巣を作られないための対策は? 

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夏になると家の周りを飛び交うハチ。

田舎であれば比較的よく見られる光景かと思います。

しかし、ハチが飛び交っているということは近くにハチの巣があるということ。

ミツバチならまだしも、スズメバチの巣が家の近くにあったら困ってしまいますね。

巣が近くにある限り襲われる可能性もあるので、見つけたら早急に駆除する必要があります。

それでは、スズメバチの巣を見つけた場合の駆除方法についてご説明します。

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スズメバチの活動時期

スズメバチ

出典:flickr

まずスズメバチは、越冬した女王蜂が春ごろから巣を作り始め、徐々に働き蜂を増やしていきます。

7月~9月頃は、働き蜂も増え行動も活発になるため、夏から秋口にかけてが殺傷被害が多い時期です。

 

スズメバチは種類によって活動時期の長さが異なり、例えばキイロスズメバチは5月から11月にわたって被害が報告されています。

これは、キイロスズメバチには巣を引越しする習性があるためで、短期間で巣を作り上げることもあるので注意が必要です。

 

逆に春先はあまり見かけることはありません。

この時期はまだ女王バチのみで、冬眠から覚めたばかりで体力も弱っているため人を襲うことはありません。

 

スズメバチの巣を見つけたら?

スズメバチの巣

それではもしスズメバチの巣を見つけた場合、どう対処すればよいのでしょう。

 

まず、スズメバチの巣の駆除を自分自身で行うことは大変危険な行為です。

日本国内においても、年間20人以上の方がスズメバチに刺されたことにより死亡しています。

個人的には専門知識のある駆除業者にお願いすることをおすすめします。

料金は、1万円~3万円ほどのようです。

 

なお、お住まいの地域によっては、スズメバチの巣の駆除に対して、無料で駆除を引き受けてくれる場合や補助金が出る場合があります。

駆除をする際には、まず市役所に問い合わせてみると良いかもしれません。

 

しかし、巣がまだ小さくハチの動きも活発でない時期に発見した場合や、やむを得ない事情がある場合は自分で駆除することも可能です。

とはいえ、不用意に巣に近づいて手を出そうとするのはやめましょう。

もし自分で駆除しようと決断したならば、しっかりと事前準備をして時期を見計らってから行ってください。

これから巣を駆除する流れについてご説明します。

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自分で駆除する方法

まず、駆除をする時間については、日没以降が良いでしょう。

多くのスズメバチは昼行性であるため、昼間は働き蜂が巣を離れているため、すべての蜂が帰巣する日没以降に駆除したほうが一掃できるのです。

 

準備するものと服装は?

まず、スズメバチを駆除するにはハチ専用の駆除剤が効果的です。

ホームセンターなどでスプレータイプのものが売っているはずです。

このとき、ハチ駆除剤は多めに用意しましょう。

駆除中に駆除剤がなくなってしまうと、刺激されたハチが飛び回って攻撃的になるので襲いかかってくる可能性があります。

 

服装に関してですが、ハチ専用防護服があればいいのですが、普通持っていませんよね。

その場合は、スキーウエアなど厚手の服上下の上から雨合羽を着るようにしましょう。

頭部はフルフェイスヘルメットを被り首を守るためタオルも巻きましょう。

そして、スキー用手袋のように分厚い手袋を準備してください。

足元を長靴かブーツで守るのも忘れずに。

 

ちなみに、服装に関してはなるべく白っぽい色にしましょう。

黒や赤はスズメバチを興奮させてしまいます。

 

巣を直接触るのは危険なので、物干し竿のような長い棒もあったほうがいいでしょう。

 

また、万が一のために毒吸引器(ポイズンリムーバー)も準備しておくと安心です。

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駆除手順

さて、ハチの巣を駆除するにはまず、離れた場所から巣全体に対して駆除剤を散布します。

中からハチが出てくるかもしれませんが、作業は中断せず巣に向けて1分ほど駆除剤を散布し続けてください。

 

巣の中からハチの羽音が聞こえなくなったら、次に巣の撤去作業に移ります。

生き残っているハチがいる可能性もあるので、巣を撤去する際も駆除剤は近くに備えておいてください。

 

そして巣は直接手で壊すのではなく、長い棒などで叩いて落としゴミ袋に入れるのが良いでしょう。

ゴミ袋をしっかりと結んで、ハチが出てこられない状態と確認できたならば駆除作業は完了です。

 

ちなみに、死んでいるスズメバチでも毒針が刺さることはあるので、死んでいるからといって素手で触らないようにしましょう。

 

以上、スズメバチの巣の駆除方法についてご説明しました。

しかし、何度も言いますが、スズメバチの巣の駆除は慣れない人間が行うのは大変危険です。

スズメバチの活動が活発で巣が大きくなってしまった状態はもちろんのこと、巣の大きさに限らず少しでも自分自身での駆除に不安がある場合には迷わず専門業者に駆除を依頼しましょう。

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巣を作らせないための対策

スズメバチの巣を撤去して安心、と言いたいところですが、ハチの巣とはハチが居心地の良い場所に作られるものなので、そのままにしておくと翌年以降も作られてしまう可能性があります。

ハチに巣を作らせないためには何らかの対策をする必要があります。

 

まず、穴などがある場合は防虫ネットなどで塞ぎましょう。

塞ぐことができない場所であれば、忌避性のある駆除剤を散布しておくと効果的です。

屋根裏や床下などは、通気口や隙間に金網などを張って塞ぐと良いでしょう。

 

庭に植木がある場合には、うっそうとした空間を作らないためにもこまめに剪定してください。

 

軒下は容易に目につく場所なので、巣ができ始めていないか定期的に確認しましょう。

 

また、巣作りを防止するために、春に飛来する女王バチを捕獲するという方法もあります。

捕獲器は手作りすることも可能ですが、スズメバチ用誘引捕獲器が売られています。

こちらのページを参考にしてみて下さい。

スズメバチ捕獲器の作り方

 

まとめ

まず、素人が自分でスズメバチの巣を駆除するのには危険が伴います。

毎年20人前後がスズメバチに刺されたことによって亡くなっています。

活動が盛んになる夏以降に見つけた場合、巣が大きい(20cm以上)場合は、業者に任せるほうが無難でしょう。

地域によっては、駆除してくれたり補助が下りる場合もあるので、まずは市役所に問い合わせてみるようにしましょう。

 

今は田舎だけでなく都会にも適応できるスズメバチがいるので、どこにいても油断はできません。

少しでもスズメバチによる被害を減らすためにも、日頃からハチが巣を作りにくい環境を作っておくことが大切です。

それでももし存在に気づかず大きな巣ができてしまったら、きっと激しく動揺してしまうと思います。

むやみに近づいたり刺激すると、スズメバチが襲ってくる可能性があります。

とにかく落ち着いて、できるだけ早く駆除の手配をし、それまでは巣に近づかないように気をつけましょう。

スズメバチについてはこちらの記事もどうぞ。

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