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危険なハチ

スズメバチの種類と巣を写真付きでご紹介します

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スズメバチの種類についてですが、現在確認されているスズメバチ科は4属67種類で、日本ではそのうちスズメバチ属、クロスズメバチ属、ホオナガスズメバチ属の3属16種類が生息しています。

スズメバチの種類によって、攻撃性や巣を作る場所などには違いがあります。

今回は、日本に生息しているスズメバチの種類についてご紹介させていただきます。

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オオスズメバチ

オオスズメバチ

オオスズメバチ

オオスズメバチは世界最大種で、体長は27mm~40mmほどの大きさで、女王バチにいたっては45mm前後になります。

日本国内では、沖縄を除くすべての地域に生息しています。

 

毒針と強力なアゴを持ち、攻撃性、毒性ともに非常に強く危険なスズメバチです。

顎をカチカチと鳴らして威嚇し、攻撃する時は毒針を何度も突き刺します。

オオスズメバチは、ときには他種のスズメバチの巣も襲います。

オオスズメバチの巣

オオスズメバチの巣

オオスズメバチは山林の土の中や木の根元に巣を作ります。

見た目では巣に気づきにくいため、登山や山林業の際、巣に気づかずに近付いてしまいオオスズメバチに襲われるという被害が多くあります。

 

キイロスズメバチ

キイロスズメバチ

キイロスズメバチ 出典:http://opencage.info

キイロスズメバチは体長が18mm~27mm程度で、日本に生息するスズメバチの中では最小です。

日本国内では、沖縄を除くすべての地域に生息しています。

 

キイロスズメバチの攻撃性は強く、しかも都市部の環境に適応できるため、日本では刺傷例が最も多いスズメバチです。

キイロスズメバチの巣

キイロスズメバチの巣

よく、民家の軒下や倉庫の屋根下など広い場所に球状の巣を作ります。

直径50cmを超える大きな巣を作ることも多く、群れの数が1000匹を超えることもあり、集団で襲われる危険性が高いスズメバチです。

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ヒメスズメバチ

ヒメスズメバチ

ヒメスズメバチ 出典:Wikimedia

ヒメスズメバチは体長が22mm~37mm程度で、オオスズメバチの次に大きなスズメバチです。

日本国内では、北海道を除くすべての地域に生息しています。

 

体は大きいヒメスズメバチですが、攻撃性は低く毒性も弱い種になります。

ただ、威嚇性は強く巣に近づくと、頭の周りを飛び回りまとわりついてきます。

ヒメスズメバチの巣

ヒメスズメバチの巣 出典:http://www2u.biglobe.ne.jp

屋根裏や土の中のような閉鎖的な場所に巣を作ります。

営巣する巣も小さく、働き蜂の数も少ないです。

 

ヒメスズメバチの幼虫はアシナガバチの幼虫を食べるため、アシナガバチの巣を襲い幼虫やさなぎを奪うという特徴を持ちます。

 

コガタスズメバチ

コガタスズメバチ

コガタスズメバチ 出典:flickr

コガタスズメバチは体長が22mm~30mm程度で、中型のスズメバチです。

日本国内では、北海道から沖縄まですべての地域に生息しています。

コガタスズメバチの巣

コガタスズメバチの巣 出典:http://opencage.info

民家の軒下だけではなく、庭木の中や植え込みの中に巣を作る事が多いため人に接する機会が多いスズメバチと言えます。

攻撃性・威嚇性ともに低い種なので、巣に近づいただけでは気づかない事もあります。

庭木の手入れの際に、巣に気付かずうっかり触ってしまうことで、一斉に攻撃を受ける事故が多いスズメバチです。

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モンスズメバチ

モンスズメバチ

モンスズメバチ 出典:Wikimedia

モンスズメバチは体長が21mm~30mm程度で、中型のスズメバチです。

日本国内では、沖縄以外のすべての地域に生息しています。

 

攻撃性はそこそこ強く、モンスズメバチは他のスズメバチと違い夜間も活動できます。

そのため、夜の作業中や昆虫採集の時に巣に近づくと襲われる危険性があります。

モンスズメバチの巣

モンスズメバチの巣 出典:Wikimedia

屋根裏や木の洞など閉鎖的なところに巣を作りますが、大きくなってくると軒下など開放的なところに引っ越しをすることがあります。

 

トンボやバッタなど比較的大型な昆虫を捕食しますが、特にセミを好んで捕食する傾向があります。

 

チャイロスズメバチ

チャイロスズメバチ

チャイロスズメバチ 出典:Wikimedia

チャイロスズメバチは、体長は17mm~25mmほどの大きさで、女王バチは30mmほどになります。

日本国内では、北海道~中部地方までの地域に生息しています。

名前の通り、茶色い見た目のしているため見分けやすいスズメバチといえます。

 

攻撃性・威嚇性ともに強い種となります。

巣に近づくと、群れで地上付近を右往左往しながら飛びまわる威嚇方法をとります。

 

巣を乗っ取るチャイロスズメバチ

巣を乗っ取るチャイロスズメバチ 出典:wikimedia

チャイロスズメバチの生態における一番の特徴と言えば、他のスズメバチ(キイロスズメバチ、モンスズメバチ)の巣を乗っ取るということです。

他のスズメバチが巣を作っている初期の段階で侵入し、他の女王蜂を殺して自分が成り代わるのです。

そして、羽化した他のスズメバチを自分の働き蜂として従え、自分自身も卵を産みチャイロスズメバチの働き蜂も増やしていきます。

そのためチャイロスズメバチの巣では、チャイロスズメバチと他のスズメバチ(キイロスズメバチ、モンスズメバチ)が一緒に生活している奇妙な光景となります。

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ツマグロスズメバチ

ツマグロスズメバチ

ツマグロスズメバチ 出典:flickr

ツマグロスズメバチは、体長は20mmほどの大きさで、女王バチは28mmほどになります。

日本国内では、主に八重山諸島に生息しています。

腹部が黄色と黒のツートンカラーのため、見分けやすいスズメバチです。

 

台風の被害を防ぐために、地面近くに巣を作ることが多いです。

巣は初期の頃はトックリのような形状で、大きくなってくると球体へと変わっていきます。

 

それほど攻撃的ではありませんが、畑や庭に巣を作ることが多いため、農作業中に誤って巣を触ってしまい襲われるという事故が多く起こっています。

 

まとめ

我々の生活で特に注意が必要なのは、オオスズメバチとキイロスズメバチでしょう。

スズメバチの毒性は時に、アナフィラキシーショックを起こし死亡することもあります。

庭や軒先に大きな巣を見つけたときはむやみに触らず、専門業者や行政に頼ったほうが無難でしょう。

スズメバチについてはこちらの記事もどうそ。

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